第132回   「2019年10月」という月

「2019年10月」という月

2019年10月は色々と出来事(災害を含む)の多い月でした。

1 台風19号襲来

先ず何と言っても、80人以上の死者を出した台風19号でしょう。亡くなられた方には心からお悔やみ申し上げます。同時に、豪雨、濁流の中を救命ボートで人々が救出される映像を見て私の幼少期の記憶が蘇りました。

まだ幼稚園に上がる前、父親の仕事(小学校の教員)の関係で国東市安岐町の親戚の家を借りて住んでいました。その時、安岐川が氾濫する大洪水が起きたのです。夕方、借家の1階で食事をしていましたが、浸水が始まったため、2階に上がって夕食を食べていました。それでも、「危ない!」ということで、消防団の人々(だったと思います)から、ボート(だったと思います。あるいは、伝馬船だったかも・・・)に乗せられて、公民館に運ばれました。大変、恐ろしかった記憶があります。その時、実家の方の川沿いの田んぼが川の水に削り取られ、土地が減少してしまいました。

今回の台風19号の被害者の方々の恐怖、不安はいかばかりかと想像します。幸いにして命は助かっても、失った家や財産は甚大だと思いますので、国や地方公共団体は出来る限りの保障をしてあげて欲しいと思います。

2 ラグビーワールドカップ大分開催

次に特筆すべきは、ラグビーワールドカップのうち5試合(中でも決勝トーナメントのうち2試合を含む)がこの地方都市大分で開催されたということです。

誰の力で大分に呼ぶことができたのかはさて置くとして、その盛り上がりは凄かったようです。なにせ、これまでラグビーを見たこともなかった、この私も「イングランドvsオーストラリア」戦を昭和電工ドームに見に行ったのですから・・・。ラグビーがあれほど激しいスポーツとは知りませんでした。巨漢の選手たちがタックルなどでぶつかり合う姿は圧巻でした。しばらく大分の地にラグビーが来ないのは残念です。惜しむらくは、純粋な日本人選手が半分ぐらいしかいなかったということでしょうか・・・。その中で、大分の具智元選手が日本代表として出場したことは誇りにしていいでしょう。

それにしても、会場設営、観客輸送など、大変だったと思います。関係者各位に敬意を表します。ただ、日本が南アフリカに負けたのは残念でした。

3 大船山登山

先日、朝4時に起床し、久しぶりに、長者原→坊がつる→大船山(1786.2m)へ登りました。途中から両足のかかと、両足首、両膝の関節が痛くなり、結局、往復9時間を要しました。

しかし、頂上は紅葉も始まっており、何よりも眼下に広がる雲海は最高でした。富士山登山を思い出しました。

大分県にはこんなすばらしい山々があるということを改めて実感したのでした。今がピークだと思うので、皆様にも、是非、くじゅう連山に登って大分の山の良さを味わってもらいたいと思います。ちなみに、下山後、登山口の売店で食べたソフトクリームの味は最高でした。

4 (予定)暴力追放・銃器根絶大分県民大会

なお、予定となりますが、来る11月15日にiichiko総合文化センターで、私が実行委員長を務める「暴力追放・銃器根絶大分県民大会」が開かれます。

当日、ご出席を予定されている皆様は宜しくお願いいたします。