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第44回  武道必修化

                                                         - 2012年3月9日

武道必修化

 今年の春から全国の中学校の体育で、男子生徒女子生徒ともに武道(剣道・柔道)の必修化が定められているそうです。これに関して、近時、柔道は怪我をする可能性が高いとして保護者から反対運動も一部には起こっているとのことです。
 私は、小学校6年の1年間と中学校の3年間、剣道をしておりました。杵築中学校剣道部出身者です。段位は初段しか持っておりません。残念ながら、高校に入り剣道は辞めてしまいました。今にして思えば、ずっと続けていればよかったのではないかと後悔しています。大学2年の時に、体育の実技で、土曜日の1限目の柔道しか空いておらず、これを選択しました。講師からは怪我をしたら悪いのでとにかく受け身だけしろと言われて受け身だけは1年間やった記憶があります。
 何故、武道をするのか。まず、心身の鍛練は勿論のこと、武道の一番良いところは精神を鍛えるという点です。我々の時代は、朝稽古、寒稽古もあれば、とにかく練習また練習でした。しかも、先輩が、「白」と言えば黒でも白と言わなければならず、軍隊顔負けの上下関係の厳しい階級社会でした。中学1年で入った時点で30人いた剣道部員は、2年に進級する段階で6人にまで減りました。中学3年間剣道をやり遂げた時点で、自分は最後まで辞めることなく残ったというささやかな自負心・満足感があったと記憶しています。
 現在、人を使う立場になって感じるのですが、学生の頃、スポーツ、その中でも武道をやってきた人間は、少々の困難があってもへこたれずに最後まで歯を食いしばって頑張ってくれるようです。しかし、集団生活の厳しさにもまれることなく、ただ単に受験勉強だけやってきた頭でっかちのエリートは、すぐ辞めてしまったり、自分の殻に逃げ込んだりする傾向があるようです。私の事務所が新人を採用する場合には、まず、大分県に墓があること(これは即ち、自分の祖先を大事にする、親兄弟を大事にするという思想につながると私は考えています。)、体育会系であること(これまでスポーツの経験があり、集団生活をしたことがある者)を採用の条件にしてきました。
 全国の中学校で武道を必修化することは大いに喜ばしいことです。さらに言えば、武道を通じて「武士道」の精神をも教えることができればすばらしいのではないかと思います。武士道については新渡戸稲造の著書が有名です。例えば、乃木希典大将が日露戦争で、ロシアの旅順司令官ステッセル将軍に対し、水師営の会見の際に佩刀を許したように、武士道の精神は世界に誇れる日本の文化です。
 我々のように、争いごとの解決を生業としている者にとっても、この武士道の精神は常に意識していなければならないでしょう。和解で解決する際にあくまでも自分の要求だけを貫き通せば決して良い解決にはならず、相手の恨みを買うだけということはよくあります。相手の立場も配慮した上で多少の逃げ場を認めて解決することが必要になってくるでしょう。
 先日、新聞を見ていたら、昨年、杵築中学校剣道部が全国大会で優勝し、さらに、中根君が個人でも優勝し、その記念碑が杵築中学校に作られたとのこと。よくよく考えてみれば、私も杵築中学校の剣道部のOBでした。多分、OB名簿から抹消されていたのでしょう、寄付金の勧誘に来られなかったことは不幸中の幸いです。





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