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第42回  金正日、死去

                                                         - 2012年1月13日

金正日、死去

 年末、大きなニュースが世界を駆け巡りました。独裁国家北朝鮮の金正日総書記が、平成23年12月17日、心筋梗塞にて死去したというものです。今後の北朝鮮がどうなるか、マスコミなどが詳しく報道しております。日本にとって大きな問題は、北朝鮮の核の問題と拉致の問題と言えるでしょう。

 2002年に小泉純一郎首相(当時)が電撃的に北朝鮮を訪問したこと、公式認定拉致被害者17人のうち5人が帰国したことはまだ生々しく記憶に残っています。しかし、残る12人は未だ北朝鮮に拉致されたままです。非公式な被害者を入れれば、その数ははるかに増えるでしょう。その後、日本の総理大臣は何人も交代しましたが、拉致問題を真剣に考えていると思われる人は一人もいません。

 拉致問題は、平たく言えば、隣の家の乱暴者が自分の家の子どもを無理やり連れていき、監禁しているという状態。このような無謀な行為が許されていいはずがありません。自分の子どもだったら、どのように考えるでしょうか。警察が何もしてくれないのであれば、近所の有力者に相談し、それでも埒があかないのであれば、最終的に自ら乗り込んで行って取り返すしかありません。拉致されたのがアメリカの国民であったなら、多分、アメリカはミサイルを飛ばし、北朝鮮を徹底的に攻撃するでしょう。しかし、日本はそのような行為をすることはできません。なぜなら、日本には核もなければ、建前上、軍隊もないことになっており、武力行使はできないと憲法に規定されているからです。歴代の為政者たちは、これを良いことに、真剣に拉致問題を解決しようという心意気はありませんでした。私も会員になっている「拉致被害者を救う会大分」など、拉致問題を真剣に考える人間たちからすれば、本当に今の日本政府の対応は歯がゆい思いがしています。

 対馬列島、南樺太などの北方領土もロシアに不法に占拠されたまま一向に解決の目途が立っていません。戦後70年が経ち、もうあきらめたらどうかという厭世的な意見もたくさん出てきています。竹島に至っては韓国に占拠されたまま。この頃では、対馬の土地を買収し、実効支配する可能性もあります。中国は中国で尖閣諸島周辺の海底資源を狙い、尖閣諸島は自分たちの領土だと言っていますし、そのうち、沖縄獲りに動くでしょう。更に沖縄ももともとは中国の領土だ、などと言っています。北朝鮮は日本人を拉致し、日本に対しミサイルを向け、いつでも核攻撃ができるという体制を敷いています。

 「外交力」とは、一体、何でしょう。日本は本当に外交力のない国であると悲しくなってしまいます。常に、謝罪、謝罪、謝罪。先人達が日本を守るために行った行為を、その子孫が、「間違いであったから。」と謝罪する。日本のために亡くなった先人たちは、この事実を知ったら、どのように考えるでしょうか。
 いずれにしても金正日が死亡し、北朝鮮は大きな転換期にあります。是非、この機を捉え、日本の外交力を駆使して拉致被害者を取り返してもらいたい。仮に3代目金正恩が後継者になったとしても、若干28歳という若さであり、政治的な駆け引きや政治的・軍事的な指導力は発揮できないでしょう。金正日のように瀬戸際外交を繰り返しながら経済援助を引き出すという離れ業を行う手腕はないと見るべきでしょう。その意味では、日本が独自の外交戦略を立て拉致被害者を奪還する大きなチャンスと言わなければなりません。このときに拉致被害者を取り返さなければ、拉致被害者を取り返すことは永遠に不可能となるのではないでしょうか。

 横田めぐみさんのご両親を始め、拉致被害者の家族は、みんな高齢化しております。拉致被害の問題を風化させるのではなく、今一度、国民ひとりひとりが自分の問題であると真剣に考え、声をあげていくしかないのではないでしょうか。
 2011年は経済的に厳しい年でしたし、3.11東日本大震災、福島原発放射線汚染などなど、歴史に刻まれるような年でした。2012年もこの不況の嵐は続いていくでしょう。このような時代だからこそ、日本国民が一致団結して闘い抜く覚悟を持つ必要があると思います。





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