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Q&A
購入した中古オートバイに欠陥があった場合の法的請求について

質問 


先日、中古のオートバイを近所の中古バイク店で購入しました。その2,3日後、購入したオートバイでドライブに出かけたのですが、その際、突然オートバイから出火し、オートバイは全焼してしまいました。その後、消防署の調査が行われましたが、明確な出火原因は分かりませんでした。購入先のバイク店に何か法的な請求をすることはできないでしょうか。




回答


中古品の売買において、その商品に通常では気づかない不具合・欠陥があった場合、買主は、法律に定められた一定の要件を満たす場合、売主との間でその売買契約を解除することや、売主に対して不具合により発生した損害の賠償を請求することができます(民法第570条)。これを売主の「瑕疵担保責任」といいます。「瑕疵」とは簡単に言えば欠陥という意味です。ご質問の事案では、この瑕疵担保責任に基づいて売主に対して法的な請求をすることが考えられます。

では請求するためにはどのような要件を満たせばよいのでしょうか。まず、ここで問題となる「瑕疵(欠陥)」はどのようなものでもよいわけではありません。その商品の取引において一般的に求められる注意を尽くしても発見できないような瑕疵である必要があります(「隠れた瑕疵」といいます)。これは、注意すれば気付くような瑕疵がある場合は、売買価格に織り込まれていると考えられるからです。どの程度の注意を尽くす必要があるかは、その商品の取引慣行などから判断されることになります。ご質問の事案では、消防署の調査でも明確な出火原因が分からなかったとのことですから、隠れた瑕疵に該当する可能性はあると思われます。ただし、あくまでも購入したオートバイに瑕疵があり、その瑕疵が原因で出火したことが必要です。もし裁判になった場合はその点を買主が立証する必要があります。裁判所は消防署の調査結果に拘束されるわけではありませんが、買主の方で相当の根拠を示して出火の原因がオートバイの欠陥にあったことを立証する必要があります。ご相談のケースと類似する事案で売主の責任を認めた例もあります(東京地方裁判所平成15年1月28日判決)。

このような隠れた瑕疵に該当する場合、売主に対して、売買契約の解除か損害の賠償を請求することができます。ただし、買主が商品に隠れた瑕疵が存在することを知ったときから1年以内に請求しなければなりません。




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