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Q&A
隣地に関わる法的紛争について

質問 


先日、私の所有地に隣接した土地の所有であるAさんが、私に無断で境界に沿ってブロック塀を建てたのですが、どうやら私の土地上にまでブロック塀が一部はみ出している模様です。何とかできないでしょうか。



回答


Aさんが境界をはみ出して建てたブロック塀は、隣地所有者であるあなたの土地の所有権を侵害していますので、あなたは、Aさんに対して、土地の所有権に基づきはみ出した塀を撤去するよう妨害排除請求をすることができますが、Aさんが任意に応じてくれない場合には、訴訟を提起する必要があります。

ただし、訴訟を提起するにあたっては、相応の時間と費用が掛りますので、訴訟を躊躇われることもあるでしょう。
しかし、あなたがこのまま何もせずに事態を放置してしまった場合、あなたの土地のうち、はみ出した塀によって占有されていた部分については、取得時効が成立する可能性があります。
取得時効とは、他人の物又は財産権を一定期間継続して占有(準占有を含む)した者に対し、援用をもってその権利を付与するという制度です。(民法162条、同163条)。
所有権について取得時効が成立するためには、占有者が所有の意思をもって平穏かつ公然に20年間の占有を継続する必要がありますが、占有者が占有部分についても所有権があると過失なく信じていた場合には、占有期間が10年で足りるとされています。

よって、ご質問の場合、最短で、Aさんがブロック塀を建ててから10年が経過した時点で取得時効が成立し、あなたの所有する土地のうち、ブロック塀によって占有された部分が、Aさんの所有となる可能性があります。
この取得時効の成立を防ぐためには、Aさんに、あなたの土地上にブロック塀がはみ出していることを認める旨の日付入りの念書などを書いてもらうことで、Aさんの占有が所有の意思に基づかないことを明らかにしておく必要があります。
いずれにしても、大切な不動産ですから、少しでもトラブルを感じた場合には、弁護士等の法律の専門家に相談したうえで、素早く行動を起こした方が賢明でしょう。



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