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損害賠償について

 


スポーツクラブのプールで行われた水中体操に参加後、水着のままロッカールームに通じる廊下を歩いていたら、廊下にたまっていた水に足をすべらせて転倒し怪我をしました。クラブに治療費のことを話しましたが、会員規約に「施設内の事故には責任を負わない。」との規定があるので支払うことはできないと言われました。責任をとってもらうことはできないのでしょうか?







民法717条は、「土地の工作物」の「瑕疵(かし)」によって他人に損害を加えたときには、工作物の占有者または所有者が損害を賠償する責任を負うと規定しています。

まず、「土地の工作物」とは人工的に土地に接着して設置された物をいいますので、本件でのクラブの廊下は「土地の工作物」にあたります。
問題は、廊下に「瑕疵」があるといえるかどうかです。「瑕疵」とは、通常備わっているべき安全性を欠くことを意味します。つまり、その「土地の工作物」が、本来の用法に従って利用されることを前提とした場合、備わっていることが一般的である、通常であるといえる程度の安全性を有していない場合には、「瑕疵」があると認められます。
また、「瑕疵」の有無を判断する際には、工作物を設置している者の管理体制といった点も考慮されることがあります。

本件のクラブの廊下がどのような状態であるかは明確ではありませんが、仮に水がたまりやすい構造になっていたこと、水がたまると滑りやすい材質であること、素足で通行すると転倒する危険があること、それにもかかわらずクラブが危険を防止する有効な対策をとっていなかったことなどの事情があれば、本件廊下には素足で通行する人にとって滑りやすくなるという危険性が存在するので、通常備わっているべき安全性を欠くと判断される可能性が高いといえます。
したがって、そのような場合には本件廊下に「瑕疵」があるといえ、クラブに対し損害(治療費の外、通院交通費、休業損害、慰謝料など)の請求をすることが可能と考えます。
なお、会員規約に免責条項があるようですが、本件のようにクラブの責任の全部を免除する条項は、消費者である会員に一方的に不利な条項として消費者契約法により無効となる可能性が高いといえます。



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