トップ 当事務所について弁護士プロフィールご相談・ご予約について弁護士費用について
ご依頼後の手続よくあるご相談顧問契約についてお問い合わせアクセスお役立ちリンク



連帯保証人相続について




昨日、5年前に亡くなった父が知人の借金500万円の連帯保証人になっていたらしく、金融業者から父の相続人である私のもとへ500万円を支払えという内容の請求書が届きました。私は請求書が届くまで父が連帯保証人になっていることを全く知らなかったのですが、お金を支払わなければいけないのでしょうか。ちなみに父の相続人は、私の他に母1人だけですが、母にも請求書が届いています。







あなたの父親が他人の連帯保証人となったまま死亡した場合、基本的に相続人のあなたとお母さんが連帯保証人としての地位を相続します。「連帯保証人としての地位を相続する」とは、あなたとお母さんが知人の連帯保証人としての責任を負うということです。
今回の場合、相続人はあなたとお母さんの2人なので、それぞれ二分の一すなわち250万円ずつの連帯保証債務を負い、法律上は250万円ずつの返済義務を負います。
しかし、相続人が亡き人の負債等を全て負ってしまうのは、何も知らない相続人にとって酷な結果となる場合もあります。
そこで、民法では第915条において相続放棄という制度が認められています。相続放棄とは、相続人が被相続人の財産の一切を相続しないようにする手続のことで、相続放棄するとその相続人は初めから相続人とならなかったものと見なされます(民法939条)。前述の民法915条には、「相続人は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3箇月以内に・・・放棄をしなければならない」と記載されています。したがって、相続人が被相続人が死亡したことを知ってから3ヶ月以内であれば、相続放棄することができます。
今回の場合、あなたとお母さんは5年前に父親の死亡を知っているので、本来は相続放棄をすることができません。
しかし、「3箇月」の期間の始期は、被相続人の死亡を知った時期に加え、具体的に自分が相続人となったことを知った時とされています。そして、相当な理由があれば相続人が相続財産の全部又は一部の存在を認識した時又は通常これを認識しうべき時とされています。そして、今回の場合のように、被相続人死亡後、3ヶ月経過後であっても、その後に初めて被相続人に借金があったことを知ったときには、3ヶ月以内であれば相続放棄が認められるケースがあります。
相続放棄が認められると、相談者は連帯保証人としての責任を負わなくてよいということになりますので、借金を返済する必要はありません。
ただし、必ずしも相続放棄が認められるとは限りませんし、相続放棄をすると被相続人の貯金や土地等、正の財産まで全て放棄することになるので、まずはお近くの家庭裁判所か弁護士に相談するとよいでしょう


 ≪遺産分割の寄与分について 生前贈与がある遺産相続について≫ 
相続のご相談のページへ
相続問題Q&A TOPページへ
よくある相談TOPページへ

PAGE TOPへ戻る


杵築支部
住所:杵築市大字杵築1318番地(杵築裁判所隣り)  地図
TEL:0978-64-0808 FAX:0978-64-0809
受付時間:午前9時〜午後5時30分 

携帯サイトへはこちらから
別府支部
住所:別府市駅前町12-14 ケイビル2階(別府駅正面)  地図
TEL:0977-21-6088 FAX:0977-21-6099
受付時間:午前9時〜午後5時30分  

TOP当事務所について弁護士プロフィールご相談・ご予約について弁護士費用についてご依頼後の手続
よくあるご相談顧問契約についてお問い合わせアクセスお役立ちリンク

Copyright(c) 2004 Kosho law office All Rights Reserved